キンキと関ジャニ好きな東北人の自堕落日記
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夜のピクニック
恩田陸の作品「夜のピクニック」読みました。
急に本を読もうと思い立って、最近1カ月に2冊くらいのペースで本を読んでます。
図書館で借りてくるのが主なんですが、これはちょっと古本屋で買いたいなと思えるほどの小説でした。
定期的に読んだら、自分のドロドロしたものをぬぐってくれるような。
そんな気持ちにさせてくれるような、読了感清々しいさわやかなお話でした。

恩田陸さんといえば。
実は三宅健くん主演、ヒナちゃんや田中聖くん出演のドラマ「ネバーランド」の原作者の方でもありました。
あと、有名作品といえば「六番目の小夜子」です。
NHKでのドラマ化作品ですね、確か鈴木杏ちゃんの出世作になったような。リアルタイムで見てましたから、懐かしいです。


さて「夜のピクニック」は北高という進学校が舞台。
クールで気だるい女の子「甲田貴子」と、彼女と秘密を抱く「西脇融」
貴子の親友「遊佐美和子」、NYに転校してしまった「榊杏奈」
融の親友「戸田忍」

修学旅行の代わりとして、80キロを北高の全校生徒で24時間歩く「歩行祭」
歩行祭の24時間はいつもの日常とは違う24時間、そんな日だからと貴子は小さな賭けをする。
それは3年間お互いにわだかまりを抱きつつも話したことのない融に、話しかけること。
そんな小さなことすら、簡単にできない秘密は、ふたりは異母兄弟だという事実。融から見れば、貴子は父親の浮気相手の子供であるという。
そういう気まずそうなふたりの雰囲気を傍から見る友人たちは、ふたりをくっつけようと画策する。

これは今流行の小説のように、誰かが病気になったり死んだりするわけではないけれど、歩くことを通じた心の交流。
たとえば、小さな秘密を少しずつ打ち明けるとか。
それは他人との交流だけではなくて、自分の心との交流も。
自問自答っていうのかな、自分の気持ちと向き合って自分の弱い部分を見つけたり。

文章だけなのに、私も歩行祭に参加してるような気さえしてきて。嬉しくなりました。
青春って当時はわからないけど、今から思い返してみればすごく貴重で、思い出すだけで胸がキュンと切なくなる。
そんな郷愁も味わえたりします。

やっぱりこういう行事って特別で、普段なかなか話せないことを話せたり、話せない人と話せたり。
睡眠不足・疲れ・ストレス・炎天下が持病の敵の私としては、実際にこんな行事があったらもうすぐバス行きだろうなと思うけれど。


忍くんがすごく好きです。
貴子もかわいいけれど、忍くんがいとおしい。
何でだろう(笑)

お勧めです。
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